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主要国の人口ピラミッド 2015年・2050年比較

投稿日:2016年7月24日 更新日:

人口ピラミッドについて

  • 人口ピラミッドを見ると各国の将来の姿が非常にみえてくる
  • また人口ピラミッドは予想可能な将来である。下記に2050年の人口ピラミッドを掲載しているが、これは余程の天変地異がない限り、ほぼこの通りになる見通し。
  • 2050年の経済状況や株価、為替の予想は不可能だが、人口は予想可能なデータである。
  • 下記のピラミッドで緑色にマークされた部分があるがこれは35歳~45歳の部分。
  • 35歳~45歳は住宅購入、教育費の増加等、最も消費が活発な世代。この世代の人口が多い時は経済環境も良くなる傾向がある。
  • 世界人口の将来像はこちら:世界の人口推計

人口ピラミッドの種類と特徴

人口ピラミッドの形状は大きく3種類に分けられる

  • 富士山型
  • つりがね型
  • つぼ型

人口ピラミッドの形状と特徴の一覧

下記に、日本・米国・中国・インド・ブラジルの人口ピラミッドとその特徴を掲載。

日本の人口ピラミッド(2015年/2050年)

  • 2015年~2020年頃までの日本は人口ピラミッド的には非常に良い時期となっている
  • 団塊ジュニアと呼ばれる第2次ベビーブーム(1971年~1974年)に誕生した世代が40歳前後となり、消費が活発な時期にきている
  • 逆にその後は、少子高齢化が進み、ピラミッドの形状は下に行くほど細くなっていく
  • 2050年には女性の100歳以上の人口が100万人を超える見込み
  • 日本の現在の人ロピラミッドは「つぼ型」と呼ばれる形状となっている
  • 少子化、高齢化が進んだ国の典型的な形状である

population_pyramid_japan

米国の人口ピラミッド(2015年/2050年)

  • 米国は移民政策を上手く活用して理想的な人口ピラミッド長期間にわたり維持していく見通し。長期的な国民経済の成長には大変重要。
    関連する商品のセールストーク:新光US-REITオープン(ゼウス)/米国リートの投資環境
  • 米国は人口、世帯数ともに毎年約1%ずつ安定的に増加している
  • 人口は毎年300万人、世帯数は毎年100万世帯増加
  • 人口と共に世帯数が増えることで住宅や自動車などの需要増加に貢献している
  • 米国の人ロピラミッドは経済的に理想とされる「つりがね型」になっている

population_pyramid_usa

中国の人口ピラミッド(2015年/2050年)

  • 中国の人口ピラミッドでは現在、40歳~49歳と25歳~29歳の人口が多くなっている
  • 上記にあるように35歳~45歳は消費が活発で景気にプラスの影響を与えやすい年齢である。現在は40歳~45歳の人口が多く、その恩恵を受けている状況。
  • 5年後には入れ替わりで現在25歳~29歳の世代が、35歳となっていく。よって人ロピラミッドから見た場合、今後10年程度は中国の消費は平常時より堅調に推移すると見込まれる。
  • しかし生産年齢人口(15歳~59歳)は2012年から減少しており、さらに総人口も2023年頃から減少する見通しである点は注意すべきである
  • 一方、2016年1月から一人っ子政策が廃止され、二人っ子政策となったことで将来的に人口減少のペースは緩やかになると思われる。ただし親2人から子供が最大2人では合計特殊出生率が2.0未満となり、人口増加にはならないため、人口減少を緩やかにする効果が限界となる。
  • 中国の人ロピラミッドは一人っ子政策の影響もあり、「富士山型」から「つりがね型」を飛ばし、一気に日本と同じ「つぼ型」に移行している。 2015年でも「つぼ型」に近い形状となっている。

population_pyramid_china

インドの人口ピラミッド(2015年/2050年)

  • インドは30歳未満の人口が多く、当面、生産年齢人口(15歳~64歳)比率の増加が見込まれ、2040年頃まで人ロボーナス期が続く見通しで長期的な経済成長が期待される
  • 2022年頃には総人口で中国を抜き世界1になる見通し
  • リスクとしては高い経済成長を維持できず、雇用の創出が低迷すると社会不安を招く可能性がある
  • インドの人ロピラミッドは「富士山型」とよばれる新興国の典型的な形状となっている

population_pyramid_india

ブラジルの人口ピラミッド(2015年/2050年)

  • インドほどではないがブラジルも若い国で当面、人ロボーナス期が続く見通し
  • ブラジルの人ロピラミッドは「富士山型」から「つりがね型」への移行期のような形状となっている
  • 米国のようにきれいな「つりがね型」となれば経済的に理想的な形状となる
    関連する商品のセールストーク:ブラジルボンドオープン

population_pyramid_brazil

ナイジェリアの人ロピラミッド(2015年/2050年)

  • ナイジェリアはアフリカで最も人口が多い国である(2015年時点で約1.8億人)
  • 今後も長期的に人口増加が続き2050年には約4億人となり、インド・中国についで世界第3位の人口となる見通し
  • ナイジェリアの人口推計はこちらを参照:世界の人口推計(人口予測)
    多くのアフリカの国々と同様に現在も若い世代が多い人口構成となっているが、2050年でも人ロピラミッドの形状はそれほど大きく変化せず富士山型をキープし人ロボーナス期が続く見通しとなっている
  • ナイジェリアをはじめとするアフリカの国々は今後、長期に渡り世界経済の成長ドライバーとなることが期待されている

人口ピラミッドナイジェリア

人口ピラミッド以外の新興国のマクロデータはこちらを参照してください!

新興国マクロデータ推移

要国の人ロボーナスについてはこちらを参照してください

主要国の人ロボーナスを分析する

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