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南アフリカランド為替レート(円/ランド、ランド/ドル)長期推移(チャート・変動要因)

投稿日:2017年5月27日 更新日:

南アフリカランド(ZAR)レート長期推移

円/ランドチャート長期

ランド/ドルチャート長期

  • 南アフリカランドは高金利通貨として日本でも人気が高い通貨であるが対米ドルの為替レートは下落トレンドが続いている
  • ただしタイミングにもよるがインカム収入も含めたトータルリターンでは印象ほど悪くないケースも多い
  • 南アフリカは金の産出量が世界一であり、金価格と相関が高いといわれることもあるが、過去の推移から確認すると中長期的にはそれほど関連性は高くないといえる

南アフリカランド(ZAR)レート推移と変動要因(1990年代)

円/ランドチャート1990年代

ランド/ドルチャート1990年代

  • 1995年3月12日までは2重通貨制度を採用しており、「金融ランド」と「商業ランド」が存在していた
  • 金融ランドは変動相場制で外国人投資家が保有する金融商品の決済に使用され、商業ランドは管理相場制で国内の取引に使用されていた
  • 1995年3月13日に統一され、変動相場制が採用された
  • 1997年のアジア通貨危機、1998年のロシア危機の影響で新興国通貨からの資金流出が拡大、南アフリカランドも1996年12月末の1ドル=4.7ランドから1998年8月末には1ドル=6.5ランドまで下落した

南アフリカランド(ZAR)レート推移と変動要因(2000年代)

円/ランドチャート2000年代

ランド/ドルチャート2000年代

  • 1999年12月末の1ドル=6ランド前後から2001年12月末には1ドル=12ランドまで大きく下落した。
  • 下落要因
    • ITバブル崩壊後の世界的な景気低迷によるリスクオフムード台頭
    • 2001年9月11日の同時多発テロ
    • 2001年のアルゼンチンのデフォルト、トルコ経済危機による新興国市場からの資金回避
    • 2001年、隣国のジンバブエのデフォルト懸念問題
  • 2008年のリーマンショック後は他の高金利通貨と同様に世界的なリスクオフムードのなか南アフリカランドも下落した

南アフリカランド(ZAR)レート推移と変動要因(2010年代)

円/ランドチャート2010年代

ランド/ドルチャート2010年代

  • 2011年から2016年初頭にかけて南アフリカランドは大きく下落した
  • 2011年7月の1ドル=6.6ランドから2016年1月には1ドル=18ランドまで下落(上記チャートは月次データのため1ドル=16ランド前後までの下落に見えるが、日時データでは18ランドまで下落した)
  • 下落要因
    • 米国の金利上昇による新興国からの資金流出懸念
    • 資源価格の下落
    • 2015年の干ばつによる景気低迷
    • 政局の混乱
  • ブラジルレアル、ロシアルーブルなど他の新興国通貨も2016年1月前後に最安値を付けているものが多い

関連ページ

南アフリカの政策金利とインフレ率の推移はこちらを参照してください!

各国の金利とインフレ率推移(チャート・変動要因)【②資源国】

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