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FRB・FOMC・FED(FRS)・FFレートとは? / 仕組みを解説

投稿日:2018年3月29日 更新日:

FRBとは

FRBは連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)の略です。

米国には12の連邦準備銀行がありFRBはこれを束ねる役割を担っています。

正確には少し異なりますが、FRBは日本では日銀で、12の連邦準備銀行は日銀の支店のようなイメージです。

FRBの理事は理事長・副理事長を含め7名が定員で大統領の指名により任命されます。

理事の任期は14年です。

その中から選ばれる理事長・副理事長の任期は4年で再任が可能となっています。

グリーンスパンのように1987年8月11日~2006年1月31日まで18年以上理事長を務めたケースもあります。

FRBの明示的な目標は「物価の安定」と「雇用の最大化」です。

FFレートのコントロールや公開市場操作を行うことで金融政策を行います。

量的金融緩和(QE)を行う際はFRBのバランスシートを拡大させて国債やMBS等を購入します。

12の連邦準備銀行の業務の内、マーケットで最も重要なのはベージュブック(地区連銀経済報告)です。

各連銀が管轄する地区の経済状況をまとめ、FOMCの2週間前の水曜日に公表されます。

報告書の表示がベージュであることからベージュブックと呼ばれています。

FOMCとは

FOMCは連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee)の略です。

日本の日銀金融政策決定会合のようなイメージで、年8回(約6週に1回)開催され、米国の金融政策を決定する会合です。

FRBの7名の理事12名の連銀総裁が参加します。ただし、連銀総裁の内、議決権を持っているのは5名となります。

ニューヨーク連銀総裁は常に議決権を保有し、残りの4つの議決権は11の連銀総裁で持ち回りとなります。

主要国の金融政策決定会合についての一覧

主要国の金融政策決定会合

FED(FRS)とは

FEDは連邦準備制度(Federal Reserve System)の略です。

FRSと呼ばれることもあります。

FEDはFRBやFOMCを含めた米国の中央銀行制度の総称です。

FED(FRS)におけるFRBとFOMCの関係図です。

FRB・FOMC・FED仕組み図

FFレートとは

米国の政策金利であるFFレートはフェデラル・ファンド(Federal Funds)レートの略です。

フェデラル・ファンド(Federal Funds)は米国の銀行が地区連銀に開設している口座に預け入れる無利子の準備預金です。

日本で言う日銀当座預金のようなイメージです。

FFレートはフェデラル・ファンド(Federal Funds)が不足している銀行が、余剰となっている銀行から借りる際の適用金利です。

日本で言うところの無担保コールオーバーナイトと同じような金利となります。

上記に記載したFOMC(連邦公開市場委員会)で誘導目標を決定します。

よってマーケットで変動する長期金利などとは異なり、人為的に操作されている金利と言えます。



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