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ユニコーン企業の増加はバブルの兆候か!

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ユニコーン企業とは(ユニコーン企業の定義)

一般的にユニコーン企業(Unicorn)というと時価総額(企業価値)が10億ドル以上あるにもかかわらず、未上場の企業のことを表します。

ユニコーンとは

  • 額に一本の角が生えた伝説の生き物
  • うわさは聞くがだれも見たことがないというギリシヤ神話に出てくる伝説の一角獣
  • 幻の動物

のことであり、それだけ珍しい存在であるということです。

厳密なユニコーン企業の定義は

  • 時価総額(企業価値)10億ドル以上
  • 未上場
  • IT(テクノロジー)関連
  • 創業10年以内

となっています。

たった数年で10億ドル以上の企業価値となり、しかもそれ程の大企業にもかかわらず上場していない変わった企業という意味です。

ユニコーン企業の数と国別ランキング

※データの出所:「CB Insights」より

2019年1月現在、全世界でユニコーン企業は326社もあります。

2018年3月時点で238社、2015年10月時点で142社、2014年は100社未満でしたので、増加ペースの速さには驚かされます。

国別のユニコーン企業数は下記の通りです。

ユニコーン企業国別ランキング

326社の内、米国と中国で70%を占めています。

特に中国企業の増加が著しくなっています。

ここでも米中の熾烈な争いが行われています。

ちなみに日本は「プリファード・ネットワークス(Preferred Netwaorks)」1社のみです。

以前はメルカリもユニコーン企業でしたが、2018年6月に上場しています。

次にユニコーン企業の時価総額ランキング上位20社を掲載します。

ユニコーン企業時価総額ランキング

20社中、16社が米国と中国の企業です。

T0P13まで米国と中国の企業で占められています。

また、上位企業は1,000億ドルの大台も視野に入ってきています。

ユニコーンの増加はバブル崩壊の前兆か

「珍しい存在」を意味するユニコーンが急激に増加している現象は普通ではないと感じます。

上場しなくても資金調達ができ、企業価値を大きく拡大できるのであれば、そもそも上場マーケットは必要ないということになります。

上場すれば4半期ごとの開示や様々な株主対応など、多くの時間と労力を使うことになりますので、経営者の立場からすると資金調達等に問題なければ上場するメリットはありません。

しかし、未上場のまま短期間に成長するとガバナンス面などでひずみが発生します。

企業が新規公開(IPO)を行う場合、その準備期間で投資銀行(証券会社)等アドバイザーの力を借りながら組織を整備していきます。

未上場のままではこの整備ができず、超大企業となってもコンプライアンスはぜい弱ということになりかねません。

そして、このような問題を軽視しながらユニコーンが増加していることに「バブル」を感じてしまいます。

それだけ世界中にお金が溢れているということでしょう。

数年後に「ユニコーン・バブル」と言われていないことを祈るばかりです。



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