社会人になったばかりの頃は、なんとなく年収が1,000万円以上になりたいという漠然な目標を持ちながら懸命に努力しました。
その中で時間がある限り多くの本を読みました。
もちろん、目標を達成した後もできる限り読書は続けています。(実際には年収1,000万円ではそれ程豊かではないということも分かりました)
ビジネスマンとして成功するために必ず読書をしなければならないわけではありませんが、読書が成功への近道であることは間違いありません。
収入と読書にはある程度の相関性があるとも言われています。
余程のことがない限り、どんな本でも読んでマイナスになることはありませんので、とりあえず読みたいと思うものを読んでいけば良いと思います。
下記にこれまで読んだ本の中で特におすすめできるものを厳選して掲載しますので参考にしてください。
10年前の書籍や、中には数十年前の書籍も含まれますが、それだけ価値があるもので、今読んでも大変参考になります。
「読書は人生を変えてくれます」
全ての社会人が必ず読むべき書籍~人生において重要な書籍~
失敗の本質(日本軍の組織論的研究)
この本は全ての社会人が読むべきだと思います。
日本軍の敗北を組織マネジメントの観点から分析しています。
現在、多くの会社が、かつての日本軍のようになっているのではないでしょうか?
6名の研究者による共著で、なんといっても各事例に対する分析力が本当に凄いです。
単行本の発売は1984年ですが、いまだに売れているのがよくわかります。
修身教授録
人生の様々な場面で参考になる内容ですので、繰り返し何度も読むべき本です。
何か悩みがある方には特にお勧めです。
必ず何らかの「気づき」を与えてくれます。
多くの著名人も推薦していますが、本当にすべてのビジネスマンが必ず読むべきだと思います。
こちらも古い本で1989年発売です。
中身の内容はもっと古く、著者が大阪天王寺師範学校(現・大阪教育大学)で教鞭を執っていた昭和12年から13年にかけて行った「修身」という授業の講義録です。
これを読んで感じたことは、世の中の生活は発展しても、人間として本質的に必要なことというのは、昔も今も変わらないということです。
イオンを創った女 ― 評伝 小嶋千鶴子
全てのビジネスマンが1度は読むべき本です。
生きる為・働くための心構えが書いてあります。
誰でも必ず参考になる部分があるはずです。
読書の必要性と本の読み方が分かる
本は10冊同時に読め!【成毛眞】
著者である元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏は読書家として超有名。
内容は極端な意見もあるので賛否あるかと思われますが、参考になる点も多くあります。
読書をすることの重要性を感じさせてくれる1冊です。
「意識を高めねば」と気づかせてくれる
たった一人の熱狂【見城徹】
著者は幻冬舎社長の見城徹氏。
本書は営業マンにおすすめです。
人(顧客)の心をつかむにはこれくらいやらなければならないということです。
逆にこれができれば成功できます!
自分を見つめ直すことができる
ゼロ【堀江貴文(ホリエモン)】
著者は堀江貴文氏(ホリエモン)。
東大⇒事業家として成功⇒衆議院選挙落選⇒逮捕といった凄い経歴。
好き嫌いはあると思いますが、やっぱり凄い能力の持ち主です。頭が良く、テクノロジーの知識もあり、話もうまい。
堀江さんの著書ではこれが最も気に入っています。
「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について語っています。
将来、自分で会社を興したい人は必見
企業参謀、続・企業参謀【大前研一】
大前研一氏の大ベストセラー。
大前氏が29歳で右も左も分からぬままマッキンゼーに入社した直後の2年間に書き留めたメモがベースとなっています。
1975年と1977年に刊行された書籍の新装版です。
英訳本も出版され世界中で読まれています。
21世紀でもぜんぜん参考になります。
起業したい人は読んでおくと、会社を運営するときに必ず役に立ちます。
企業コンサルのベースが網羅されています。
逆に言うと、競争が激しい現代で会社を経営するならこれくらいは身につけておくべきだと思います。
マーケット・経済の今後を勉強したい方は必見
コロナ後の世界経済 米中新冷戦と日本経済の復活!【エミン・ユルマズ】
著者であるエミン・ユルマズ氏はマーケット感覚が極めて優れています。
どんな方かをご理解いただくには経歴をご覧頂くのが良いと思います。
- トルコ・イスタンブール出身
- 16歳で国際生物学オリンピックの世界チャンピオン
- 1997年に日本に留学。一年後に東京大学理科一類に合格。2004年に東京大学工学部を卒業。2006年に東京大学新領域創成科学研究科修士課程を修了。
- 2006年野村證券に入社。投資銀行部門・機関投資家営業部門で活躍。
- 2016年に複眼経済塾の取締役・塾頭に就任
見通しの当たりハズレだけでなく、分析力に注目してください!