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ユーロ為替レート(円/ユーロ,ドル/ユーロ)長期推移(チャート、変動要因)

投稿日:2017年5月19日 更新日:

ユーロ円チャート

ユーロドルチャート

  • 1999年1月、ユーロが誕生(当初は決済用通貨で、現金通貨は2002年1月から発行)
  • 1999年1月1日のドル/ユーロ為替レートは1ユーロ= 1.18ドル
  • ユーロがスタートした当初の1999年~2001年は、事前の期待とは裏腹にユーロは大きく下落した
  • ユーロ・ドルの過去最安値は2000年10月の1ユーロ=0.82ドル
  • ユーロが大きく下落した要因
    • インフレ率などの経済環境が異なる各国中央銀行の寄せ集めであるECB(欧州中央銀行)が金融政策を上手くコントロールできるか懐疑的な見方が多かった
    • 2000年~2001年のユーロ圈の政策金利は最高で4.75%まで上昇したが、物価が安定しているドイツやフランスにとっては高すぎる水準でドイツ・フランスの経済が低迷したこともユ一口売りの要因となった
    • また、ユ一口固有の問題点として中央銀行は1つで金融政策は統一されているが、経済状況は各国ごとに大きく異なり、更に財政政策も各国ごと別々に行われていることがあげられる
  • 2002年1月にユーロ紙幣・コインが導入された頃からユーロは反発し始めた
  • 予想以上にスムーズにユーロへの移行が進んだことや東欧諸国のEU加盟が実現し、ユーロ圈のポテンシャルを再評価する見方が増えたことでユーロが大きく上昇した(2004年に東欧10か国がEU加盟、2007年にブルガリアとルーマニアがEU加盟)
  • この間、世界各国の外貨準備高に占めるユーロの割合は1999年の18%から2009年には28%まで上昇し、米ドルに次ぐ第2の通貨の地位を築いた
  • 2009年後半から2011年にかけてギリシヤの財政粉飾問題を皮切りにアイルランド、ポルトガル、スペイン、イタリアなどの財政赤字が問題視され市場は混乱した(ギリシヤショック、欧州ソブリン危機)
  • 2014年には1ユーロ= 1.4ドル前後から1ユーロ= 1.05ドルまで一気にユーロ安が進んだ
  • これはユーロ圈の景気低迷に対する措置として行ったECBの利下げと量的金融緩和による影響が大きい

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