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日本の国際収支推移

投稿日:2016年6月28日 更新日:

日本の国際収支推移(時系列データ)

1996年~2005年(単位:兆円)

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2006年~2016年(単位:兆円)

国際収支(2006-2016)

 

日本の国際収支の用語解説・データ解説

日本の国際収支の用語解説

  • 貿易収支
    • 輸出と輸入の差額。
    • 黒字の場合は輸出が輸入を上回る状態であり、輸出代金を円転する取引のニーズが発生するため、一般的には円高要因。
    • 逆に赤字の場合は、輸入代金の支払いの為、円から外貨に変換するニーズが発生し円安要因。
  • サービス収支
    • モノ以外のサービス貿易の収支。
    • 恒常的に赤字が続いている。
    • 海外からの特許料収入等の増加で知的財産による黒字が増加している。(ただし日本企業の場合は海外子会社からの特許料収入が多い)
    • 日本人の海外旅行に比べて、海外から日本に来る旅行者(インバウンド)が増加しており、2015年に初めて旅行による収支が黒字化した(2015年は約1兆円の黒字)
  • 第一次所得収支
    • 2013年までの所得収支。
    • 海外に保有する債権・債務から生じる利子・配当金の収支を表す。
    • 直接投資収益:親会社と子会社との間の利子・配当金の収支
    • 証券投資収益:通常の投資の株式配当金や債券利子の収支
    • 日本は海外に多くの資産を有しており、そこから得る配当や利息が大きく恒常的に大きな黒字になっている
  • 第二次所得収支
    • 2013年までの経常移転収支
    • 海外への援助や国際機関への分担金、外国人の本国への送金など。
    • 日本の場合は恒常的に赤字となっている。
  • 経常収支
    • 上記の合計

以前は10兆円以上の貿易黒字を継続していたが、東日本大震災(2011/3)後の原発停止によるエネルギー輸入量が増加したことと、1ドル=76円前後まで進んだ円高により2011年から貿易赤字となった。

個人・法人が保有する海外資産が増加していることで、海外資産から得る配当や利息が増加し、第一次所得収支(旧 所得収支)の黒字が継続的に増加している。

金融収支は統計手法の改定により以前と異なり、海外資産・負債の合計額を表しており、国内外の資金の出入りを表しているわけではないので注意する必要がある。

日本の国際収支のデータ解説

  • 直接投資
    • 議決権ベースで10%以上の株式の取得
    • 日本企業が海外に出資等する場合、従来はマイナス表記されていたが、現在の統計ではプラス表記となっている。
    • 日本企業の海外への投資(海外資産の増加)と海外企業の国内への投資(海外負債の増加)はどちらもプラスとなる。
  • 証券投資
    • 通常の株式や債券の投資
    • 直接投資と同様にプラスマイナスの符号に変化があった。
    • 考え方は直接投資と同じで、資産・負債が増加したらプラス、減少したらマイナスとなる
  • 金融派生商品
    • デリバティブ取引等
  • その他投資
    • 間接金融である預金や融資の取引
  • 外貨準備増減
    • 政府が保有する対外資産
  • 金融収支
    • 直接投資、証券投資、金融派生商品、その他投資、外貨準備増減の合計
    • 以前の基準では資金の出入りを表現していたが、現在の基準では海外資産・負債合計の増減を表す
  • 資本移転等収支
    • 政府が発展途上国に行うインフラ等の支援
  • 誤差漏洩
    • 全体の誤差の修正

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