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世界の国債格付け(ソブリン格付け)一覧

投稿日:2018年6月18日 更新日:

国債格付け(ソブリン格付け)一覧

ムーディーズとS&Pの「外国通貨建て長期債務」と「自国通貨建て長期債務」の格付け一覧を掲載します

国債格付け一覧①

国債格付け②

【表の見方】

  • オレンジ色に色付けしている部分はムーディーズとS&Pで格付けが異なる国
  • 緑色に色付けしている部分は「外国通貨建て長期債務」と「自国通貨建て長期債務」で格付けが異なるケース
  • ムーディーズとS&Pの格付表記は下記のように対応しています

ムーディーズS&P格付対比

上記にあるようにムーディーズとS&Pで格付けが異なるケースはかなりあります。

どちらかが厳しいということはなく、それぞれが高い場合と低い場合があります。

ムーデーズは「外国通貨建て長期債務」と「自国通貨建て長期債務」てはすべて同じ格付けとなっています。

S&Pは外国通貨建てと自国通貨建てで格付けが異なる国があり、その場合では外国通貨建ての方が格付けは低くなっています。

このパターンの国は自国通貨のボラティリティ(変動率)が高いケースが多くなっています。

例えば米ドル建て債務がある場合、償還時に自国通貨が下落していると返済負担が大きくなります。

よって、経常赤字国などで通貨が大きく下落しやすい国は「外国通貨建て長期債務」の格付けに下方バイアスがかかりやすくなります。

主要国のポイント

米国はムーディーズがAaaに対しS&Pは2011年8月にAA+に格下げしています。

日本はムーディーズとS&P共に、「外国通貨建て長期債務」と「自国通貨建て長期債務」で中国と同じ格付けとなっています。【参考:ダイワ日本国債ファンド

主要先進国ではイタリアの格付けが最も低くなっていますがBBB格を維持しています。【参考:ユーロ導入国は通貨は共通だが財政は別々 / 10年国債利回り推移(ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・ギリシャ)

新興国は資源が豊富な国の格付けが高くなっています。

一方、デフォルト経験のあるアルゼンチンなどは低格付けとなっています。

ブラジル国債はムーディーズとS&Pの基準ではBB格で非投資適格級となっています。(日本の格付け会社であるR&IやJCRではBBBが付与されています)

よって証券会社で販売されるブラジルレアル建て債券は格付けが低めのブラジル国債だけでなく、格付けの高い政府機関や欧米の金融機関を発行体にしているケースも多くなっています。

日本の格付け推移

日本のソブリン格付けはかつてはAAAでしたが現在はA+まで低下しています。

下記に日本の「自国通貨建て長期債務」の格付けの変遷を掲載します。(ムーディーズとS&P)

日本の格付推移

2007年以降、一時的に格上げされましたが、2011年以降、再度格下げトレンドとなっています。



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