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各資産の最大下落率(ITバブル崩壊)

投稿日:2016年6月27日 更新日:

ITバブル発生の原因

世界的な過剰流動性

  • 1990年代後半は米国経済は好調であったが、1997年のアジア通貨危機、1998年のロシア危機及び大手ヘッジファンドLTCMの破たんによって、日本や欧州経済が打撃を受ける中、日本や欧州だけでなく、景気が良い米国までもが利下げによる金融緩和を開始した。これにより世界的金融緩和の状態となった。
  • 当時のFRB議長グリーンスパーンはLTCM破たんの6日後のFOMCで利下げを開始
  • さらに1999年12月31日から2000年になるタイミングでコンピュータが誤作動を起こして金融マーケットが混乱する可能性が指摘され、各国中央銀行は万が一に備えて市場に供給する資金を大幅に拡大する動きがみられ、過剰流動性に拍車をかけた。

コンピュータ・インターネットの台頭

  • 1995年にマイクロソフトのWindows95が大ヒットし世界的にコンピュータが普及。その後、インターネットも急速に普及し、1990年代後半にはマイクロソフト、アマゾン、ヤフー等のインターネット関連企業が大きく注目され始めた。
  • 過剰流動性がこれらの銘柄に流入し、通常のバリエーションでは正当化できないような価格まで株価は上昇した。

ネットバブル崩壊

  • 2000年3月頃から世界的に株式市場は下落を始め、特にインターネット関連銘柄が多く、大幅に上昇していた米国ナスダック総合指数は2000年3月に5132の高値を付けた後、2001年9月には1387まで70%以上下落した。
    (ロシア危機・LTCM破たんがあった1998年10月の1357から上昇を始めたので、1年半で4倍になり、その後1年半で1/4になったことになる)
  • 後で振り返ると、PERが100倍以上や赤字の銘柄が連日急騰する等、理由を説明できない水準まで上昇していた銘柄が多く存在していた

各資産の最大下落率(ITバブル崩壊)【債券】

maxdrawdown2000

インデックス

  • 投資適格社債:iBoxx USD Liquid Investment Grade Index
  • 米ドル建て新興国国債:JP Morgan EMBI Global Total Return Index
  • バンクローン:S&P/LSTA Leveraged Loan Total Return Index
  • ハイイールド債券:The BofA Merrill Lynch US High Yield Constrained Index

各資産の最大下落率(ITバブル崩壊)【株式/リート】

maxdrawdown2000equity

インデックス

  • 米国株式:S&P500
  • 米国リート:FTSE/NAREIT オールエクイティREIT TR指数
  • 新興国株式:MSCIエマージングマーケット・インデックス
  • 日本株式:TOPIX
  • 豪州REIT:ASX200REIT指数

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