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名目GDPランキングの推移(2000年・2010年・2017年)

投稿日:2018年5月31日 更新日:

名目GDPが意味するもの

名目GDPは経済規模を表します。

よって国別の名目GDPランキングはグローバル経済に与える影響度のランキングということができます。

名目GDPの変動要因は実質GDP成長率(%)インフレ率(%)です。

また、名目GDP(ドル)を分解すると「1人当たりGDP(ドル)×人口(人)」と表現することができます。

名目GDPランキング(2000年・2010年・2017年)

名目GDPランキング①

名目GDPランキング②

上記の名目GDPは米ドル建てで表示されているため、当該国の通貨が上昇するとGDPの増加要因となり、通貨が下落するとGDPの減少要因となります。

よって日本の場合、米ドル建てのGDPは円高により増加し、円安により減少します。

米国は1位をキープしながら名目GDPが着実に増加しているの分かります。

日本は2010年は円高の影響でドル建ての名目GDPは増加していますが、円建てでは2000年527兆円、2010年500兆円、2017年546兆円となっています。

特に2000年~2010年はデフレと2度の景気悪化(ITバブル崩壊、リーマンショック)によりマイナス成長となっています。

ユーロ圈の名目GDPの伸びが大きいのはユーロ加盟国が増加したことも影響しています。

2000年は11ヶ国でしたが、2010年は16ヶ国、2017年時点では19ヶ国となっています。
(ここでのユーロ圏はEUに加盟しているユーロ導入国を意味します。ユーロ圏の概念については「ユーロヘの投資について考える」をご覧ください)

上位では中国の伸びが著しく、ランキングは2000年の6位から2010年には2位となっています。

名目GDPの規模は2000年の約1.2兆ドルから2017年には12.5兆ドルと約10倍となり、ユーロ圏と同じ規模まで拡大しています。

現在の予想では2030年までに中国が米国を抜き、名目GDPで世界1位となる見通しです。

同様にインドも大きく躍進し、2000年の13位から2017年には6位まで上昇しています。

この間の名目GDPは0.47兆ドルから2.6兆ドルヘと5倍以上拡大しています。

人口増加と1人当たりGDP上昇の両面が名目GDPの増加に貢献しています。

下位ではナイジェリアが2000年の47位・680億ドルから2017年には31位・3,760億ドルヘと大きく上昇しており、南アフリカ(33位)を抜いてアフリカ最大の経済圏となっています。

ナイジェリアは人口が多く、人ロランキングでは世界7位です。

今後も人口は増加する見通しで2050年には米国を抜き、インド・中国に次いで第3位となる見通しです。

世界の名目GDP合計は世界の経済規模の大きさを表現しますので、世界の株式時価総額合計と比べることで現在の株価水準が割安か割高かを分析するツールとして活用できます。



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