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OECD景気先行指数は景気の大きな流れを把握できるが株価には先行しない

投稿日:2018年12月15日 更新日:

OECD景気先行指数(CLI:Composite Leading Indicators)の定義

OECD景気先行指数(CLI:Composite Leading Indicators)は6~9ヶ月後の経済見通しを測る指標です。

常にウォッチしておく必要はありませんが、景気の大きな流れを把握する上で役立ちますので、たまにチェックすることをお勧めします。

データの見方は下記の通りです。

  • 100が基準値
  • 100より低い→景気後退
  • 100より高い→景気拡大
  • CLIが下降している→景気減速
  • CLIが上昇している→景気加速

CLIが100以下で上昇している場合は景気後退からの回復局面です。

CLIが100以下で下落している場合は景気後退がより悪化している局面となります。

図で表現するとこのようになります。

OECD景気先行指数と景気サイクルイメージ図

OECD景気先行指数(CLI:Composite Leading Indicators)の推移(長期チャート、直近チャート)

主要国(米国・中国・ユーロ圏・日本)の長期チャートと直近チャートを掲載します。

OECD景気先行指数長期チャート

OECD景気先行指数短期チャート

チャートを見て分かる通り、OECD景気先行指数は数値が大きく変動する指数ではく、100を中心値として±2前後の範囲で推移するケースが多くなっています。

リーマンショック後の最も低下した時でも米国CLIが95、中国CLIが94、ユーロ圈CLIが96、日本CLIが97前後となっています。

OECD景気先行指数(CLI:Composite Leading Indicators)は株式投資に役立つか

OECD景気先行指数が株式投資の今後を占うで有効であるか否かを確認します。

米国・中国・ユーロ圏・日本のOECD景気先行指数と株価指数をチャートで比較します。

OECD景気先行指数と株価(米国)

OECD景気先行指数と株価(中国)

OECD景気先行指数と株価(ユーロ圏)

OECD景気先行指数と株価(日本)

よく株価も景気に先行すると言われますが、チャートを見る限りその通りのようです。

そのため、株価とOECD景気先行指数は同じような動きになっているケースが多々あります。

また、株価とOECD景気先行指数がほとんど相関性を持たずに動いているケースも多々あります。

よって、少なくともOECD景気先行指数が株価より先行しているとは言えないので、株式投資をする上で直接的には役立つとは言えません。

あくまでも景気の大まかな流れを確認するツールとして活用しましょう。



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