ファイナンシャルスター

ハイレベル金融サイト(投信・債券・REIT・税制など)Copyright©2016 financial star

知識・ノウハウ(債券)

複利運用・複利計算に関する役立つ知識

投稿日:

分配型投信か複利運用かはニーズ次第

個人的には分配型投信が必ずしも悪いとは思っていませんが、お金を増やすという目的においては利益を再投資する「複利」で運用していく方が効率的と言えます。

複利で運用するとよく言われるように「雪だるま式に」お金が増えていきます。

ただし、高齢者などで運用益を旅行やこずかいとして使いたい等のニーズがある場合は分配型投信も理にかなっていると思います。

逆に当面使わない資金で、できるだけ効率的に増やしたいといった場合には分配型投信は非効率です。

その場合は同じ投資対象でも分配型ではなく、年1回決算型や年2回決算型、または無分配型のような極力分配金を出さない投信で複利運用する方が理にかなっています。

ここでは「複利運用」「複利計算」に関連する役立つ内容を掲載していきます。

複利効果は利回りが高い程大きくなる

1,000万円を5年間、5%で複利運用した場合を考えてみます。

1,000万円×1.05×1.05×1.05×1.05×1.05=12,762,815円

単純計算で5年・5%ですと25%で250万円のプラスになりそうですが、複利では約276万円のプラスとなります。

同じく1,000万円を5年間、10%で複利運用した場合を考えてみます。

1,000万円×1.1×1.1×1.1×1.1×1.1=16,105,100円

単純計算で5年・10%ですと50%で500万円のプラスになりそうですが、複利では約610万円のプラスとなります。

  • 5年・5%:単利ベース+250万円、複利ベース+約276万円
  • 5年・10%:単利べース+500万円、複利ベース+約610万円

利回りが上がると複利効果が高くなることが分かります。

72の法則

これはかなり知られた法則で、覚えておくと便利です。

何年で2倍になるかを計算する法則」です。

72の法則

例えば利回りが6%では72÷6 =12(年)となり、6%で複利運用した場合12年で2倍になることになります。

4%では72÷4=18 (年)となり、18年で2倍になります。

あくまでおおよその目安ですが、覚えておくと便利です。

1%の運用では2倍になるのに72年掛かりますが、6%で運用できれば12年で2倍になることを考えると、複利の力は大きいと感じます。

ちなみに0.1%では720年かかる計算になります。

あくまでざっくりとした概算値ですが。。。

電卓で複利計算を行う方法

これも良く知られた方法ですが、知らない方がいるかもしれませんので念のため掲載します。

知っておくと非常に便利です。

金融機関の営業担当者などがお客様に見せると感動されたりすることもあるので、営業上もプラスになります

5%・10年で複利運用した場合何倍になるか?を電卓で計算します。

  • 「1.05」を入力
  • 「×(掛けるボタン)」を2回押す
  • 「=(イコールボタン)」を1回押すと2乗
  • 「=」「=」2回押すと3乗
  • 「=」「=」「=」3回押すと4乗
  • 「=」「=」「=」「=」「=」「=」「=」「=」「=」9回押すと10乗

複利計算を電卓で

複利の大きな力

国際分散投資とコア・アンド・サテライト運用を上手く使いながら長期的に運用をしていく場合、期待されるリターンとしてはざっくり平均5%程度でしょうか。

5%では低いという人もいるかもしれませんが、仮に5%で20年複利運用すると2.65倍になります。

30年では4.32倍となります。

日本の預金金利が1%を超える日がいつ来るか想像もできません。

仮に1%になったとしても、1%の20年複利運用で1.22倍、30年複利運用で1.35倍です。

このように考えると長期分散投資でお金を増やす事の重要性を感じることができます



-知識・ノウハウ(債券)