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投資信託

iシェアーズJPモルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF(EMB)【ETF】

2017年7月11日

こちらのページでは「iシェアーズJPモルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF(EMB)」を例に米ドル建て新興国債券について幅広い情報を掲載しています。

米ドル建て新興国債券は投資適格社債・ハイイールド債・劣後債などと並んで主要な米ドル建てクレジット商品の1つです。

投資を行う際の参考になれば幸いです。

日本から買える代表的ETFの一覧はこちら:日本から買える代表的ETF / ETFで国際分散投資

実質的な運用会社

  • ブラックロック

投資対象

  • 新興国が発行する米ドル建て国債等に投資
  • ベンチマーク:JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・コア・インデックス

商品上の特徴

  • ETF

信託報酬

  • 0.4%

米ドル建て新興国国債の良い点・見通し

新興国のファンダメンタル

新興国の信用カアップにより新興国国債の評価もアップ

  • 長期的に新興国の信用力が上昇することでスプレッド(上乗せ金利)が縮小し、債券価格の上昇要因となる
  • 下記は米国ハイイールド債と新興国国債の利回り推移である。1990年代は新興国国債の方が利回りが高かったが2000年代以降はハイイールド債の方が利回りが高い状態となっている。これは新興国国債の信用カアップによるスプレッド(上乗せ金利)縮小が要因である
    新興国国債とハイイールド債利回り比較
  • 新興国国債の利回りとスプレッドはこちらを参照:米国ハイイールド債・新興国国債・投資適格社債の利回り・スプレッド長期推移

米ドル建て新興国債券は高い利回り、ハイイールド債との組合せでクレジットの分散効果

  • 米ドル建て新興国国債の平均格付けはBB格~BBB格程度で、米国ハイイールド債券よりやや信用力が高いイメージ
  • そのため、利回りは米国ハイイールド債券よりやや低くなるが先進国の投資適格債券と比較すると高い利回りを享受できる
  • ハイイールド債券とは格付けや利回りでかなり似ている債券であるが、クレジットリスクの性格が大きく異なることから、ハイイールド債券と新興国債券の分散投資を行うことで高い利回りを享受しながら、リスクの分散を行うことができる
  • 例えば2015年6月頃から2016年2月にかけて原油価格が大きく下落した際、ハイイールド債券はエネルギーセクターのデフォルト率上昇が懸念され15%近く下落したが、この時の新興国債券は5%程度の下落にとどまった。
  • よって、同じような格付けと利回りの債券でも、クレジットの種類を分散することは重要と言える
  • 日本でもなじみの深いハイイールド債券の保有者がリスク分散を目的として米ドル建て新興国債券を購入することは有効と言える
  • ハイイールド債についての詳しい内容はこちらを参照:フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド/米国ハイイールド債の投資環境

米ドル建て新興国債券は幅広い投資対象国が存在

  • 米ドル建ての国債を発行している新興国は多く、発行額も増加している
  • 投資対象国の例:メキシコ、インドネシア、中国、ロシア、トルコ、ブラジル、アルゼンチン、フィリピン、ベネズエラ、コロンビア、南アフリカ、チリ、マレーシア、レバノン
  • 様々なクレジット(信用力)の投資対象が存在する

米ドル建て新興国国債市場の時価総額は増加傾向

  • 1993年:約1,000億ドル
  • 2000年:約2,000億ドル
  • 2005年:約3,000億ドル
  • 2010年:約4,000億ドル
  • 2013年:約6,000億ドル
  • 2017年:約8,000億ドル
  • 時価総額の増加は流動性向上をもたらし、取引コストの低下に寄与する

米ドル建て新興国国債の悪い点(リスク)

金利上昇リスク

  • デュレーションは7年前後となっており、一般的なハイイールド債券のインデックスと比較しても少し長めである。
  • そのため米ドルの長期金利が上昇すると債券価格が下落するリスクがある(ちなみに米ドル建て新興国債券であるため、新興国の金利ではなく米ドルの金利に影響される点に注意)

クレジットリスク

投資対象が同じ投信(類似ファンド)

バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF(VWOB)

  • ベンチマーク:ブルームバーグ・バークレイズ米ドル建て新興市場政府債RIC基準インデックス
  • 過去のトラックレコードは「iシェアーズJPモルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF(EMB)」やそのベンチマークである「JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・コア・インデックス」とほとんど同じ推移となっている

野村新興国債券投信(野村アセット)

  • 為替ヘッジありコースとヘッジなしコース

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  • 通貨選択型で10コースあり



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