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iシェアーズJPモルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF(EMB)【ETF】

投稿日:2017年7月11日 更新日:

実質的な運用会社

  • ブラックロック

投資対象

  • 新興国が発行する米ドル建て国債等に投資
  • ベンチマーク:JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・コア・インデックス

商品上の特徴

  • ETF

信託報酬

  • 0.4%

良い点(セールストーク)

新興国のファンダメンタル

米ドル建て新興国債券は高い利回り、クレジットの分散効果

  • 平均格付けはBB格程度で、米国ハイイールド債券よりやや信用力が高いイメージ
  • そのため、利回りは米国ハイイールド債券よりやや低くなるが先進国債券と比較すると高い利回りを享受できる
  • ハイイールド債券とは格付けや利回りでかなり似ている債券であるが、クレジットリスクの性格が大きく異なることから、ハイイールド債券と新興国債券の分散投資を行うことで高い利回りを享受しながら、リスクの分散を行うことができる
  • 例えば2015年6月頃から2016年2月にかけて原油価格が大きく下落した際、ハイイールド債はエネルギーセクターのデフォルト率上昇が懸念され15%近く下落したが、この時の新興国債券は5%程度の下落にとどまった。
  • よって同じような格付けと利回りの債券でも、クレジットの種類を分散することは重要と言える
  • 日本でもなじみの深いハイイールド債券の保有者に分散を目的に米ドル建て新興国債券を提案することは有効と言える

米ドル建て新興国債券は幅広い投資対象国が存在

  • 米ドル建ての国債を発行している新興国は多く、発行額も増加している
  • 投資対象国の例:メキシコ、インドネシア、中国、ロシア、トルコ、ブラジル、アルゼンチン、フィリピン、ベネズエラ、コロンビア、南アフリカ、チリ、マレーシア、レバノン

米ドル建て新興国国債市場の時価総額は増加

  • 1993年:約1,000億ドル
  • 2000年:約2,000億ドル
  • 2005年:約3,000億ドル
  • 2010年:約4,000億ドル
  • 2013年:約6,000億ドル
  • 2017年:約8,000億ドル
  • 時価総額の増加は流動性向上をもたらす

悪い点(リスク)

金利上昇リスク

  • デュレーションは7年前後となっており、一般的なハイイールド債券のインデックスや投信と比較しても少し長めである。
  • そのため米ドルの長期金利が上昇すると債券価格が下落する(米ドル建て新興国債券であるため、新興国の金利ではなく米ドルの金利に影響される点に注意)

クレジットリスク

投資対象が同じ投信(類似ファンド)

バンガード・米ドル建て新興国政府債券ETF(VWOB)

  • ベンチマーク:ブルームバーグ・バークレイズ米ドル建て新興市場政府債RIC基準インデックス
  • 過去のトラックレコードは「iシェアーズJPモルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF(EMB)」やそのベンチマークである「JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・コア・インデックス」とほとんど同じ推移となっている

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