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ミューズニッチ米国BDCファンド/BDCの投資環境

投稿日:2016年6月26日 更新日:

ミューズニッチ米国BDCファンドの商品概要やセールストーク、リスクを掲載しています。

データや内容は随時、更新しています。

実践で役立つ内容を心がけています。お役に立てれば幸いです。

実質的な運用会社

  • ミューズニッチ
    (委託会社:日興アセット)

投資対象

  • BDC(ビジネス・ディベロップメント・カンパニー)

商品組成上の特徴

  • 為替ヘッジあり or 為替ヘッジなし、毎月分配型 or 年2回決算で4コースあり

主な販売会社(販売手数料)

  • 高木証券
    1,000万口未満3.24%、1億口未満2.16%、3億口以未満1.08%、3億口以上0.54%

信託報酬

  • 1.9980%

良い点(セールストーク)・見通し

BDC(ビジネス・ディベロップメント・カンパニー)とは

  • 上場REITとバンクローンを合わせたようなイメージ。REITは不動産投資だが、BDCは中堅企業融資。
  • BDCはREITと同様に収益の90%以上を払い出すことで法人税が免除される。
  • 投資対象は中堅企業に対する融資でバンクローンに似ている。バンクローンは大企業に対する融資であるが、BDCは中堅企業に対する融資。
  • 共に担保付である点は共通している。
    (BDCはローン債権だけでなく、一部出資も含まれるが比率は小さい)
  • BDCはLTV(借入比率)66%以内の範囲で銀行から借り入れを行い、複数の企業に分散して融資を行う。
  • 上場されているのはそのエクイティ部分で、投資対象自体はローン債権である為それほど大きなリスクはないが、レバレッジがかかっている分、ボラティリティは大きくなる。(最大LTV66%ということは3倍のレバレッジということになる)(例えばJ-REITはLTVが最大でも50%程度なので2倍のレバレッジとなる)
    BDC仕組み
  • バンクローンについてのポイントとセールストークは「バンクローン・オープン/バンクローンの投資環境」を参照してください

BDC市場は拡大傾向

  • 米国の銀行はバーゼルⅢ等の自己資本比率規制により、バランスシートの圧縮を迫られている。
  • 企業向け融資も一部縮小する動きがみられ、それを補う形でBDCの役割は重要となっている。

高い利回り

  • BDCは法人税が免除され、かつレバレッジ効果もあるため、通常8%-10%とハイイールド債よりも高い利回りとなっている。
  • よって長期的に保有することで価格変動リスクを吸収できることになる。

BDCは変動金利

  • BDCが企業から受け取る利息収入は一般的に変動金利である
  • よって金利上昇時にBDCは長期債のように価格が下落しない
  • 逆にベース金利が上昇する分、収益の拡大が見込める

ミューズニッチ

  • クレジット運用に特化した運用会社でニューヨーク、ロンドン、ケルン、パリ、チューリッヒ、ミラノに拠点を持つ。
  • ハイイールド債、投資適格社債、シニアローン、中小企業向けローンなどの運用を行っている。

BDC個別銘柄紹介

エイリス・キャピタル(ARCC)

不動産投資、プライベートエクイティ投資、クレジット投資を手掛けるエイリス・マネジメントが運用する大手のBDC。

創業社長のTony Ressler氏は、エイリス・キャピタル創業前に、大手BDCであるアポロ・インベストメントを共同創業している。

FSインベストメント(FSIC)

大手投資会社であるブラックストーンのクレジット投資部門の傘下企業が運用するBDC。

従来よりブラックストーンが関わる様々な融資案件に参加できる大きなメリットを持っていたが、最近は同社関連案件と関係のない案件や単独案件にも参加することで分散投資をすすめている。

アポロ・インベストメント(AINV)

ニューヨークで大手プライベートエクイティファンド(投資ファンド)を運営するアポロ・グローバル・マネジメント関連のBDC。

悪い点(リスク)

高いボラティリティ

  • レバレッジが高いこともありボラティリティはやや高めである。
  • 2014/6~2016/2は原油価格が1バレル=100ドルから26ドルまで下落した影響で、ハイイールド債やバンクローン、BDCといったクレジット関連の債券が下落した。
  • BDCとバンクローンを比較すると、この間の最大下落率は下記の通りとなっており、BDCの変動率の大きさが見て取れる。
    • バンクローン(S&P LSTA Leveraged Loan Total Return Index):-5.2%
    • BDC(S&P BDC Total Return Index):-24.8%
    • ただし、その後2か月でバンクローンは+4%、BDCは+20%とそれぞれの下落の大部分は取り戻した。
  • よってBDCは下落したから悪いというものではなくボラティリティ(変動率)が高いものと理解しておけばよいと思われる

流動性が低い

2017年9月時点でBDC市場の時価総額は400億ドル前後と非常に小さなマーケットである。

市況が悪化した場合などに、大口の売却ができないケースがあると想定される。

(その対応として各社のBDCファンドは比較的小さめの運用上限設定となっている。また商品によっては相対的に流動性が高く、同じクレジット関連であるハイイールド債を一部組入れている投資信託もある)

(個別のBDCでなくBDCファンドに投資することで、流動性の問題をカバーできる)

投資対象が同じ投信(BDCに投資するファンド)

新・ミューズニッチ米国BDCファンド(日興アセット)

米国ハイ・インカムBDCファンド(毎月決算型)(三井住友アセット)

BDCプラス(三井住友アセット)

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