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知識・ノウハウ(投信)

ETFとは何か?を分かりやすく解説

こちらのページでは「ETFの基本的な概要」と「ETFと投資信託の比較」を掲載しています。

ETFのより詳しい内容はこちらもご覧ください。

ETFとは

ETFは「Exchange Traded Fund」の頭文字をとったものです。

  • Exchange:取引所
  • Traded:取引(売買)できる
  • Fund:投資信託

日本語では「上場投資信託」と呼ばれます。

つまり、ETFとは「株式のように取引所でいつでも売買できる投資信託」ということになります。

そして、投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドがありますが、ETFの多くはインデックスファンドとなります。

アクティブ型のETFもありますが、全体から見ると少数派です。

ファンドマネージャーの裁量により高いパフォーマンスを追求するアクティブファンドとは異なり、インデックスファンドは株価や債券の指数(Index)に連動したパフォーマンスを目指すものです。

例えば「日経平均」「東証REIT指数」「S&P500指数」などと同じ動きをするファンドです。

そして、ETFのポイントとして最も重要なのは下記の3点です。

  • 低コスト
  • 高い流動性(国内外株式と同様)
  • 幅広い投資対象(国内外の株式・債券・REIT・コモディティ)

ETFを活用することで手軽に国際分散投資が可能となりました。

ではETFが通常の投資信託(インデックスファンド)とどこが異なるかを見ていきます。

ETFと投資信託(インデックスファンド)の比較

ここではETFと投資信託(インデックスファンド)の違いを解説します。

まず、ETFと投資信託(インデックスファンド)の比較表です。各項目について下記で解説しています。

ETFと投信(インデックスファンド)の比較一覧

取引金融機関についてはETFは証券会社、投資信託(インデックスファンド)は銀行・証券会社に加え、近年では運用会社の直販も増えてきています。【ひふみ投信・セゾン投信など】

取引価格と注文方法についてはETFは株式と同様で、証券会社から取引所に注文を出し、リアルタイムの市場価格で売買ができます。

一方、投資信託(インデックスファンド)は1日1回算出される基準価格での売買となります。

注文時には基準価格が決まっていないブラインド方式です。

例えば日本株の投資信託を購入する場合、15:00まで(商品によっては14:00などもあり)に買い約定を行います。

基準価格は15:00に終了する終値をベースに計算されます。基準価格の公表は概ね17:00頃となります。

米国株の投資信託を購入する場合は買い約定の締め切りは15:00と日本株と同様ですが、基準価格を計算する際の株価は翌日の朝(日本時間)に終了する米国株の終値がベースになります。

基準価格の公表は17:00頃となりますので、注文から24時間以上経過した後になります。

コストについてはよくETFはコストが安いと言われますが、投資信託もインデックスファンドでは低コストの商品が増えています。

取得時及び解約・売却時のコストについてはETFは株式の売買委託手数料となります。

売買委託手数料はネット証券では低水準ですが、対面の総合証券などではそれなりに高い水準であることもあります。

ー方、投資信託(インデックスファンド)については取得時は販売手数料、解約時は信託財産留保額・換金手数料となります。

ただし、インデックスファンドでは販売手数料がノーロード(無手数料)、信託財産留保額・換金手数料もかからないというケースも多くあります。

信託報酬はETF・インデックスファンド共に非常に低コストとなっています。

よって、一般的にETFが低コストと思われがちですが、ノー囗-ドかつ信託財産留保額・換金手数料もかからないインデックスファンドであれば、そちらの方が低コストになることもあります。

いずれにしても、ETFもインデックスファンドも低コストの商品が増えており、一定水準以下のコストであれば極端に気にする必要はないと思います。

一般的にリアルタイムで価格も分かった上で取引ができるETFを好む方が多いようですが、積立等をする場合はインデックスファンドが向いています。

最後に、ETFと投資信託(インデックスファンド)のメリット・デメリットのまとめて掲載します。

ETFと投資信託(インデックスファンド)のメリット・デメリット

ETFのメリット

  • 低コスト
  • リアルタイムでの売買が可能
  • 海外ETFも含めると世界中のあらゆる資産クラスに投資が可能

ETFのデメリット

  • 投資信託のように分配金の自動的再投資ができない
  • 海外ETFでは一部、高コストのETFも存在
  • インデックスファンドと比較して積立投資に向かない
  • 指数の理論値と取引価格が乖離するケースがある(特に東証上場の海外資産のETF)
  • 流動性が低いETFが存在

投資信託(インデックスファンド)のメリット

  • 販売手数料・信託財産留保額・換金手数料が無料で信託報酬も低水準の場合、ETFより低コストになることもある
  • ETFより少額から投資が可能(数百円~1万円から投資可能)
  • 積立投資に向いている(定時定額のドルコスト平均法が手軽にできる)
  • 指数の理論値と基準価格が乖離するリスクは低い(トラッキングエラーは小さい)
  • 購入・解約時に流動性を気にする必要がない

投資信託(インデックスファンド)のデメリット

  • 基準価格がブラインド方式である為、マーケットの急変時に思っていたよりも高く購入したり、安く解約することになるケースがある
  • ETFと比較して商品数が少ない(ただし、殆どの資産クラスはカバーしている)
  • 金融機関によって取扱商品が大きく異なる

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