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メキシコペソ為替レート(円/メキシコペソ、メキシコペソ/ドル)長期推移(チャート・変動要因)

投稿日:2017年5月28日 更新日:

こちらのページではメキシコペソの長期チャートと変動要因を掲載しています。

メキシコペソは日本人にも人気がある高金利通貨の一つです。

メキシコは世界有数の産油国であり資源国通貨という側面があります。また、米国とメキシコは貿易面での結びつきが非常に強いという特徴もあります。

下記ではまず、円/メキシコペソとメキシコペソ/ドルの長期チャートから掲載します。変動要因は箇条書きで掲載しています。(下段の方では10年ごとに区切ったチャートを掲載し、変動要因を細かく掲載しています)

メキシコペソ(MXN)レート長期推移

円/メキシコペソ長期チャート

メキシコペソ/ドル長期チャート

メキシコペソ(MXN)レート推移と変動要因(1990年代)

メキシコペソチャート対円1990年代

メキシコペソチャート対ドル1990年代

  • 1994年12月テキーラショックによりメキシコペソは大きく下落
  • 当時、管理相場制を採用いていたが、経常収支の赤字が問題視される中、1994年1月にチアパス州での武装蜂起、1994年3月に大統領候補コロシオ氏の暗殺などの政治不安が深刻化。1994年11月米国の利上げをきっかけにメキシコからの資金流出が拡大し外貨準備が急減。メキシコ政府は1994年12月20日に15%の通貨切り下げを実施したが、それでも下げ止まらず、1994年12月22日に変動相場制に移行した。
  • 1994年11月末に1ドル=3.4メキシコペソであったが、1994年12月末に1ドル=5.0メキシコペソまで急落し、1995年12月末には1ドル= 7.8メキシコペソまで下落した。
  • 1997年アジア通貨危機、1998年ロシア危機の影響で新興国通貨からの資金流出が拡大し、メキシコペソも下落を続け1999年1月に1ドル=10メキシコペソを超える水準まで下落した

メキシコペソ(MXN)レート推移と変動要因(2000年代)

メキシコペソチャート対円2000年代

メキシコペソチャート対ドル2000年代

  • アルゼンチンが2001年末にデフォルトを宣言、その後アルゼンチンペソが大幅に下落、2002年2月に変動相場制に移行し更なる下落が続いたことでメキシコペソも影響を受けた
  • 2002年3月の1ドル=9.0メキシコペソから2003年3月の1ドル=11メキシコペソまで下落した
  • その後は世界的な好景気などもあり堅調な推移となっていたが、2008年のリーマンショックにより世界的なリスクオフムードの中、他の新興国通貨と共に売られ1ドル=15メキシコペソまで下落した

メキシコペソ(MXN)レート推移と変動要因(2010年代)

円/メキシコペソチャート2010年代

メキシコペソ/ドルチャート2010年代

  • 2013年以降、米国の利上げ観測の影響でここでも他の新興国通貨と同様に売られた。(特にメキシコはテキーラショックのイメージもあり、米国の利上げには弱い通貨というイメージが定着している)
  • 更に原油をはじめとする資源価格の下落もあり下落が継続した
  • ブラジルレアルや南アフリカランド、ロシアルーブルなどは原油価格の下落がピークを打った2016年前半に反発を始めたのに対し、メキシコペソは2017年1月まで下落基調が続いた
  • これはトランプ大統領誕生により、メキシコに不利な政策(米国の対メキシコ貿易赤字を削減するもの)がとられるとの見通しからメキシコペソのみが継続して売られた
  • よって2016年夏頃から2017年1月までの下落は米国のトランプ大統領就任が直接的な要因と考えられる
  • 米国の対メキシコ貿易収支の推移はこちら:米国の貿易赤字 長期推移(対中国・対日本・対メキシコ)
  • 2018年は多くの新興国通貨が下落する中、相対的にしっかりした動きとなった
  • 2019年は米国との不法移民問題や制裁関税問題に一喜一憂する展開となったが、概ね横ばいで推移した

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メキシコペソへの投資のポイントはこちらを参照してください!

メキシコペソヘの投資を考える / 通貨は大きく下落

メキシコの政策金利とインフレ率の推移はこちらを参照してください!

各国の金利とインフレ率推移(チャート・変動要因)【②資源国】



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