こちらのページでは「野村アフリカ株投資」を例として取り上げ、「アフリカ株」のポイント・将来性について紹介しています。
アフリカ株のポイントをまとめると下記の通りです。
- アフリカは高い経済成長・人口増により今後、世界経済における存在感が高まる見通し
- 資源が豊富
- 脆弱な経済・マーケットがリスク要因
詳細は下記をご覧ください。データや内容は随時、更新しています。
まず最初に野村アフリカ株投資の商品概要から紹介します。
野村アフリカ株投資の商品概要
運用会社
- 野村アセットマネジメント
投資対象
- アフリカ株式
- 当面は主に南アフリカ、エジプト、ナイジェリア、モロッコ、ケニアに投資
信託報酬
- 2.2%
アフリカ株式のポイント・メリット
アフリカの高い成長力
- 1980年代・1990年代の混乱期を経て、近年は民主化が進み政権が安定したことで経済も安定してきた
- 当面、先進国を大きく上回る経済成長率が見込める
- 個人所得の拡大や中間所得層の増加により経済の拡大・安定化が期待できる
- 都市化が進み、これまで広く点在していた人口が集中し、経済の効率が高まる
- アフリカ開発銀行によるとアフリカ全体の名目GDPは2020年を基準とすると、2030年には1.6倍、2040年には3.9倍、2050年には5.7倍、2060年には8.0倍になると予測されている
豊富な天然資源
- 原油産出量:アフリカの世界シェアは約10%(ナイジェリア、アンゴラなど)
- 金鉱産出量:アフリカの世界シェアは約20%(南アフリカ、ガーナなど)
- プラチナ産出量:アフリカの世界シェアは約70%(南アフリカ、ジンバブエなど)
- ダイヤモンド産出量:アフリカの世界シェアは約50%(ボルワナ、コンゴなど)
アフリカの人口は長期的に増加する見通し
- 2020年~2035年まで人口増加率は平均年率2.3%と予想されており、他の主要国と比較して高い増加率が見込まれている
(主要新興国の平均人口増加率:中国 0.1%、インド 1.0%、ブラジル 0.6%) - 2050年には総人口97億人のうちアジア53億人、アフリカ25億人となる見通し。2100年にはアジア48億人、アフリカ45億人の見通し。(国連データより)
- アフリカの人口ポテンシャルはこちらのページを参照:世界の人口推計/人口ランキング
- 2050年にはナイジェリアが米国などを抜きインド、中国についで人口では世界第3位となる見通し(ナイジェリアについてはこちらを参照:ナイジェリアの高い成長ポテンシャル/ETFか投信を設定してほしい)
- 若年層の比率が高く、今後の経済成長を促す大きな労働力になるとともに、強力な消費層も形成する
- 人口ピラミッドは現在の「富士山型」から2050年でも「つりがね型」を維持し、高齢化社会とは当面、無縁である。(人口ピラミッドの形状ついての詳細はこちらを参照:主要国の人口ピラミッド 2015年・2050年比較)
- 中間所得層も増加しており、アフリカの携帯電話加入者数は、2020年までにで約7億人まで拡大。ちなみにアフリカでは開発に時間のかかる電気・ガス・水道などの一般的なインフラより携帯の方が急速に普及している。電子マネーなどの普及も速い。(インフラが無いことが逆に成長のチャンスとなるパターン)
- 近年、アフリカの教育水準が大きく向上しており、小学校への就学率はほぼ100%(1990年:約75%)まで上昇した。それにより識字率も向上している。
アフリカ株式のリスク・デメリット
経済基盤や金融マーケットの脆弱性
- アフリカ各国は主要国と比較すると政局や経済が不安定な国が多い
- インフラが未整備な国が多く生産性が低い
- 株式市場の規模が相対的に小さくボラティリティが高い
関連ページ
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