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NYダウ30種 構成銘柄の変化(1928年~)

投稿日:2017年2月4日 更新日:

こちらのページでは世界で最も有名な株価指標であるNYダウについて、構成銘柄の変遷や特徴を掲載しています。

特に構成銘柄の変遷は1928年からの超長期データとなっておりますので、参考にして頂ければと思います。

NYダウ30種 銘柄の長期変遷(1928年~)

NYダウは米国を代表する株価指数で、正式名称は「ダウ・ジョーンズエ業株30種平均」です。

1896年5月から算出が開始されましたが、当初は12銘柄でした。

1916年に20銘柄になり、1928年10月1日から現在の30銘柄となっています。

下記では1928年以降のNYダウ構成銘柄の変化を10年毎に掲載します。

NYダウ30構成銘柄の変化
(1928/10/1、1939、1949、1959、1969、1979、1989、1999、2009、2019、2019年10月)

※色付きは10年前から変更になった銘柄

NYダウ構成銘柄1928年・1939年

NYダウ構成銘柄1949年・1959年

NYダウ構成銘柄1969年・1979年

NYダウ構成銘柄1989年・1999年

NYダウ構成銘柄2009年・2019年

下記は直近のNYダウ構成銘柄です。

※こちらで色付きになっている銘柄は上記の2019年1月から変更になっているものです

NYダウ構成銘柄2019年10月

2018年6月25日にGE(ゼネラル・エレクトリック)が除外されたことで、1896年の当初から継続して採用されている銘柄はなくなりました。

2019年4月には1935年から継続して採用されていたデュポンも除外となりました。(ダウに変更)

現在の最古参はエクソン・モービルで、NYダウが30銘柄となった1928年10月1日から継続して採用されています。(上記表の22番を順番に見て頂けると分かりますが、元々上場していたのはスタンダード・オイル・オブ・ニュージャージーというロックフェラー家が設立した会社でエクソンに改名後、現在のエクソン・モービルとなっています)

その他、古くから採用されている企業はP&G(1932年~)、ユナイテッド・テクノロジーズ(1939年~)などがあります。

上記の表を見るとシェブロンも長期間継続して構成銘柄に採用されているように見えますが1999/11/1に一度除外されて、2008/2/19に再度、採用されています。

NYダウは米国を代表する優良銘柄を30社集めたものであるため、構成銘柄は時代の変化に合わせ入れ替えを行っていきます

現在の構成銘柄の内、半数以上が過去20年以内に新規採用された銘柄となっています。

以前は全てニューヨーク証券取引所(NYSE)の銘柄でしたが、1999年に初めてナスダックからインテルとマイクロソフトが採用されました。

現在では、インテル、マイクロソフトに加えて、アップル、シスコシステムズ、ウォールグリーン・ブーツ・アライアンスの合計5社がナスダック市場から採用されています。

NYダウ30銘柄入れ替えの効果

例として1989/1/1時点の構成銘柄に着目します。

まず、1989年1月1日から2019年9月末までのパフォーマンスを確認します。

1989/1/1時点のNYダウは2,168ドルで、2019/9/30は26,916ドルですので30年で約12倍となっています。

さらにこれ以外に毎年2%以上の配当を受け取ることができました。

ちなみに日経平均はこの間、30,159円→21,755円で27%以上のマイナスです。

12倍と-27%ですのでその差は計り知れません。

NYダウに話を戻し、1989/1/1時点の構成銘柄を確認すると、2012年に破綻したイーストマン・コダック、2009年に破綻したクライスラー、2001年に破綻したベツレヘムスチール、2009年に破綻したGMなどが組み入れられています。

銘柄を入れ替えずに当時の銘柄をそのまま保有していた場合、NYダウのパフォーマンスに大きく劣後すると考えられます。

つまり、NYダウのインデックスに投資していれば、アクティブファンドと同様の効果を得られることになります。

コストが低いETFやインデックスファンドで投資するのも良いのではないでしょうか。

NYダウのETFやインデックスファンドは多くの販売会社で取り扱いがありますし、コストも安くなっています。

NYダウは30銘柄で構成されており、日経平均の225銘柄と比較すると銘柄数が少ないですが、優良大型株が中心となりますので30銘柄の時価総額は日本の東証1部全体の時価総額を上回ります。

NYダウ30の算出について

各銘柄の株価を足して連続性を保たせるための除数で割って算出する「単純平均株価」です。

そのため、株価が高いと指数に与えるインパクトが大きくなりすぎることになります。

現在、世界を代表する企業となったグーグルの持ち株会社アルファベットやアマゾンが採用されないのは株価が高すぎるためと思われます。

採用されるには株式分割で単価を下げる必要があります。

実際、アップルも同じような状況でしたが、2014年に1対7の株式分割を行い、1株の価格が下がったことで2015年にNYダウに採用されました。

2019年10月1日時点の構成銘柄と指数(NYダウ)に対する構成ウェイト及び株価を掲載します。

NYダウ構成ウエイト

データ:bloombergより掲載

指数に対するウェイトが株価の水準に連動していることが分かります。

やはり1,000ドル以上など株価が高すぎる銘柄は不向きと言えます。逆に10ドル以下のような銘柄も採用する意味がないといえます。

最後にNYダウとS&P500指数の比較表を掲載します。

NYダウ・S&P500比較表

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