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知識・ノウハウ(株式)

PTS(私設取引システム)を分かりやすく解説

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PTS(私設取引システム)とは

PTSとは証券取引所を経由せずに株式の売買を行えるシステムのことです。

PTSは「Proprietary Trading System」の略で日本語では「私設取引システム」と呼ばれます。

1998年の証取法改正により市場集中義務が撤廃されたことで運営が可能となり、2006年頃から普及はじめました。

ただし、kabu.comPTS・ダイワPTS・マネックスナイター・松井証券即時決済取引などは撤退し、2019年時点で運営されているPTSは2つのみです。

  • チャイエックスPTS(Chi-X)
  • ジャパンネクストPTS(JNX)

そしてこれらのPTSに接続している証券会社は3社のみです。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • 松井証券
  • マネックス証券(2019年6月~開始予定)

つまり、取引所だけでなくPTSでも取引したい場合は、上記3社で口座を作成する必要があります。

PTSの最大メリットは朝一・昼休み・引け後・夜間でも取引可能な点

チャイエックスPTS(Chi-X)とジャパンネクストPTS(JNX)の取引可能時間は下記の通りです。

昼間(デイタイム・セッション)と夜間(ナイトタイム・セッション)の2つの時間帯があります。

PTSマーケット取引時間

一般の投資家にとってPTSを使う最大のメリットは取引所がオープンしていない時間も取引ができる点ですが、夜間に対応しているのはジャパンネクストPTS(JNX)のみです。

ただし、PTSに接続している証券会社は全てジャパンネクストPTS(JNX)の取引が可能となっていますので、特段問題はありません。

PTSにおける取引時間は各証券会社ごとに若干異なりますが、これもそれほど大きな違いはありませんので特に問題になることはありません。

PTS取扱い証券会社

PTSでは大引け後の決算発表などを確認して売買することが可能となります。

PTSで一点だけ注意が必要なのは、「権利付最終売買日のナイトタイム・セッションは権利落ち後となる」点です。

配当権利前後の取引は注意が必要です。

ちなみに昼間(デイタイム・セッション)しか取引できないチャイエックスPTS(Chi-X)やジャパンネクストPTS(JNX)の昼間(デイタイム・セッション)取引のメリットは下記の2点です。

  • 取引所より取引時間が拡大(朝早く、昼休みなく、15:00以降も可能)
  • 取引所がオープンしている時間は取引所とPTSの最良価格で注文を執行(いわゆるSOR:Smart-Order Routing)

当たり前ですが、取引所で購入した株式をPTSで売却することは可能で、その反対も可能です。

2019年中にはPTSの信用取引も解禁される見通しで、PTSの取扱高は拡大していく見通しです。

PTSはメリットはあれどデメリットは特にありませんので、どうせやるならPTSに対応している証券会社に口座を持つ方が良いでしょう。

SBI証券[旧イー・トレード証券]



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