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債券・仕組債

個人向け国債

投稿日:2016年6月27日 更新日:

こちらのページでは個人向け国債についてポイントになる点を詳細に解説しています。

個人向け国債は一見、なんの特徴もない商品に見えますが、多くの金融機関でキャッシュバックキャンペーンを行っているため、実はリスクフリーの運用では最強の商品となっています。(2019年時点)

下記で商品性とメリット・デメリットを解説します。

個人向け国債の商品概要

債券タイプ

  • ストレート債

通貨

  • 円(額面100円)

条件

  • 個人向け国債3つのタイプ
    governmentbond_indivisual
  • 超低金利でいずれも下限金利で発行される場合は変動金利である10年を選択する方が賢明です。
  • 期間は長くなりますが、1年経過すれば額面100円で途中換金できますので問題がありません。

個人向け国債の良い点(メリット)

1年保有すれば元本割れしない

  • 1年経過後は直近2回分の利息(課税後)を支払えば額面100円でいつでも換金可能である為、利息込みで考えれば元本が割れることはありません。
  • マーケット金利が上昇しても額面100で換金可能であることから金利上昇リスクもないということになります。

最低保証利回り0.05%

  • マイナス金利になっても0.05%を下回ることはありません。

個人向け国債は10年債がおすすめ

  • 例えば2017年9月時点では、利付国債は1年~10年まですべて0%前後でした。
  • よって個人向け国債の適用金利は3つとも最低保証の0.05%となっていました。
  • 10年債のみ6ヶ月毎の変動金利となっており、将来、金利が上昇する可能性もあるため、とりあえず10年債を購入しておき、将来、他に良い商品が出てくれば途中換金すれば良いということになります。
  • また、下記のキャッシュバックにおいて原資となる財務省から受け取る手数料は10年債が最も高くなっており、多くの金融機関ではキャッシュバック率は10年債が最も高くなっています。

キャッシュバック

  • 多くの金融機関で0.2%〜0.4%程度のキャッシュバックキャンペーンを行っています。
  • 国債を発行する国(財務省)から証券会社が受け取る引受手数料が0.2%〜0.4%であるため、これを原資にキャンペーンを行っています。
  • よって1年で途中換金すると直近2回分の利息を支払う必要がある為、本来は利回りがゼロとなりますが、キャンペーン分はプラスになります。しかも最大0.4%と利回り水準としては非常に高くなります。
  • キャッシュバックは総合課税
    • キャッシュバックに関しては税法上、利息ではなく雑所得になるため総合課税となります。
    • 所得税は累進課税であるため、所得水準が高い場合は、所得税・住民税合計で55%(課税所得金額4,000万円超の部分)となります。
    • ただし、高い税率を考慮しても、相対的に高い利回りです。
    • 逆に年金生活者などで資産はあるが、所得がそれほど高くない人にとっては税率も低く一石二鳥となります。

迷ったらとりあえず預けておく先として個人向け国債がベスト

  • マイナス金利でない通常の金利環境では利付国債よりやや利回りは劣りますが、上記の通り元本割れリスク(金利上昇リスク)がないのが大きなメリットです。
  • マイナス金利の環境下でも最低保証0.05%未満にはならない為、この場合、利回りは利付国債よりも高くなります。
  • キャンペーンによる実質的な利回りを考慮した場合、預け先に困ったらとりあえず置いておく先として個人向け国債はベストと考えられます。

個人向け国債のリスク(デメリット)

日本の財政に依存

  • 国債であるためクレジットリスクは国の信用力に依存します。
  • 日本は財政赤字が定着しており、国債発行残高も高水準である点は注意が必要です。(日本の国債格付けの推移はこちらを参照してください:世界の国債格付け(ソブリン格付け)一覧



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