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金(ゴールド・Gold)への投資はETFがベスト / 現物転換できる純金上場信託(金の果実)がおすすめ

投稿日:2017年2月23日 更新日:

資産防衛、リスクオフヘのヘッジとして金(ゴールド・Gold)を検討

2016年はBrexit、トランプ大統領就任など当初の予想を覆す変革が起こった年でした。

2017年以降も欧州で選挙が集中することや、中国の債務問題、北朝鮮問題など多くの波乱要素を抱えています。

さらにトランプ新政権が本格的に始動することで、マーケットリスクが高まることも想定されます。

リスクオフ時のヘッジ手段の1つとして金(ゴールド・Gold)は注目しておくべき資産クラスです。

実際、2008年のリーマンショック後、米国の金融緩和などの影響もあり、金は大きく上昇しました。

金の過去の価格推移や今後の見通しについては「金(GOLD)価格の見通し(需要と供給から考える)」を参考にしてください。

今回は、金に投資する際、具体的にどの商品が良いかを確認します。

金地金はコストが高い

現物の金を売買・保有することはコスト面からはあまりお勧めできません。

金の現物取引の場合、顧客が購入する「小売価格」と顧客が売却する「買取価格」がそれぞれ設定されており、「小売価格」と「買取価格」の差がスプレッドと呼ばれる取引コストになります。

通常、スプレッドは1.5%~2%位が多いようです。

例としてはある日の「小売価格」が1グラム= 4980円、「買取価格」が1グラム=4895円といった感じです。

また、金地金の売買を行う際、100グラム以下や500グラム以下といった小口の場合は、取扱い会社ごとに決められた売買手数料がかかります。

ETFは低コスト、現物保有なので先物ロールコストの心配なし、数千万円までの投資なら純金上場信託(金の果実)がおすすめ

東証に上場されているだけで複数のゴールドETFが存在します。

信託報酬はいずれも0.4%~0.5%程度と割安です。

中には流動性が著しく低いものありますので注意が必要です。

その中で、流動性が相対的に高く人気のあるETFとしてSPDRゴールドシェア(1326, GLD)純金上場信託(金の果実) (1540)があげられます。

SPDRゴールドシェアはステートーストリートが運営しており、東証(1326)のほかニューヨーク(GLD)でも上場されています。

純金上場信託(金の果実)は三菱UFJ信託銀行が運営しており、東証(1540)に上場されています。

両ETFともに現物の金を保有・裏付けとしているETFです。

よって先物のロールコストの問題は発生しません

先物のロールコストについては「ETFの概要(原油等コモディティ関連ETFは注意が必要)」を参照してください。

また、純金上場信託(金の果実)の場合は1回あたり1kg~5kgの範囲内でETFの受益権を金地金に転換(交換)する制度もあります。

手続きとしては投資家が三菱UFJ信託銀行に転換(交換)請求すると、カストディアンである三菱商事RtMジャパンに連絡がいき、三菱商事RtMジャパンから投資家に金地金が送られます。

何となくですが、三菱グループの主要企業の中で手続きが完結するので安心感があります。

またこの制度があることにより感覚的にも金そのものを保有している実感があるように感じます

よってETFの中では、純金上場信託(金の果実)が最もお勧めと言えます。

取引金額で数千万円レベルの取引であれば流動性は問題ありません。

もし数億円からそれ以上の場合は、国内ETFでは対応が厳しいと思われますので、SPDRゴールドシェアのNY上場(GLD)に投資するのが良いでしょう。

投信は証券口座がなくETFが購入できない場合に検討

三菱UFJ純金ファンド【愛称:ファインゴールド】

代表的なETFである純金上場信託(現物国内保管型)(愛称:「金の果実」)に投資する投資信託です

信託報酬がETF(金の果実)に対して0.5%高いので、パフォーマンスは純金上場信託(現物国内保管型)(愛称:「金の果実」)から年率-0.5%した収益率になります。

また販売会社によっては販売手数料がかかる場合もあるので、証券口座を保有している方はETFを直接購入する方が良いです。

i-mizuhoゴールドインデックス

LBMA金価格(円換算ベース)に連動する運用成果を目指すファンドで、具体的にはiSharesゴールド・トラストというETFに投資しています。

こちらも当たり前ですが、コスト面ではETFより高くなるので、証券口座を保有している方はETFを直接購入する方が良いです。

円ヘッジ型金(ゴールド・Gold)ファンドは状況によって使える

ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)

NY上場のSPDRゴールドシェアに為替ヘッジをつけた投資信託です。

よく金(ゴールド・Gold)は米ドルの代替資産としてみられ、米ドルと反対の動きになるケースが多くあります。

リーマンショック後も米国の大規模金融緩和により米ドルが安くなると同時に、金は大きく上昇しました。

日本人が金投資を考える場合、金が上昇しても円高ドル安となってしまっては、上昇分が相殺されてしまいます。

この時、円ヘッジ付きのゴールドファンドであればヘッジコストはかかりますが、金の上昇をそのまま享受できます。

日米金利差が拡大していてヘッジコストが高い時に長期保有してしまうと効果は減ってしまいますが、それでも金が上昇すると思った時に数か月から1年位のスパンで使うには問題ないと思います。

もちろん一番効果があるのは、リーマンショック後のように米国の金利も低くヘッジコストが安い中で、金が大きく上昇する場合となります。

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